注目成分のテアクリン(theacrine) カフェインとの違い 類似性について解説

最近話題になりつつあるテアクリンと呼ばれる成分について詳しく解説しました。

最近のプレワークアウトに使われてくるようになり、今後注目の成分の一つだと思います。

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テアクリン(theacrine)とは

主に植物アッサム茶、クシャ茶として知られている伝統的な中国の茶の中に長年にわたる成分であり、現在は運動前にエネルギーの飲み物として使用されます。カフェインに構造的に類似しており、比較的低用量でカフェインと同様の覚醒作用があるので、疲労を減らしながらエネルギーとパフォーマンスを向上させます。

テアクリンは低用量(アッサム茶、クシャ茶として使用される量)で鎮静効果があります。また高用量で使用した場合はカフェインのように覚醒効果がでるようになります。

テアクリンによりドーパミンが脳に放出された後に再吸収されるのを防ぐことによって、この効果が現れます。これは、ドーパミンレベルを上昇させ、エネルギーレベルが上昇し、気分を改善し、より高い集中力を提供することができます。
またテアクリンは150mgでカフェインの300mgと同様の効果を示す可能性があります。
さらにテアクリンはカフェインと違い不眠になるといった症状が出にくいとされています。

 

テアクリンとカフェインの比較

カフェインとテアクリン

カフェインとは異なり, テアクリンは血圧が変化しません。また、毒性もカフェインに比べて低いです。ある研究では、テアクリンは痛みを和らげ、腫れを軽減することができることを証明しています。

またテアクリンの場合、時間の経過とともに摂取量を変える必要はありません。

対照的に、カフェインを含む製品を飲む時間が長くなればなるほど、体はそれに慣れてしまい、同じレベルの刺激を生み出すためにますます多くのカフェインを取らなければなりません。

テアクリンの研究では、最初の摂取量が200日後と同じ効果をもたらすことを実証しています。

またテアクリンは持続時間が長くカフェインよりも集中力や刺激性の効果が持続すると言われています。

テアクリンとほかのサプリの相互作用

 

テアクリンは単独でも効果がありますが、カフェインと組み合わせることで、カフェインの効果を増し、震え、めまい、心拍数上昇、血圧上昇などの望ましくない副作用を抑えることができます。

2017年に開催された国際スポーツ栄養学会で発表されたデータによれば、サッカー選手間の反応時間は、純粋な形態のテアクリンとカフェインの組み合わせを使用した後、大きく改善されました。研究者らは、2つの成分を組み合わせると、運動選手がより長時間の疲労のもとでより高い集中力を維持できることを示しました。

身体運動を促進するだけでなく、テアクリンはまた、脳を活性化するのに役立つエネルギーのスムーズな増加をもたらします。カフェインと組み合わせると、テアクリンは普段の仕事に集中しやすくなり、精神的疲労を軽減するのに役立ちます。テアクリンは精神的パフォーマンス、物理的パフォーマンスをともに向上させます。

テアクリンの摂取方法

プレワークアウトでは、カフェインと組み合わせて50〜200ミリグラム程度摂取します。または、テアクリンは単独で服用することができます。錠剤やパウダーのいずれの場合でも、運動の30〜45分前に服用することをお勧めします。人によっては、無害ですがベータアラニンによるヒリヒリ感覚があるようです。

テアクリンはカフェインの効果を増強することができます。カフェインを150ミリグラム以下使用し、強力なエネルギーを得ることができます。

これは、カフェインの副作用に敏感な人や、毎日のカフェイン消費減らしたい人にはおすすめします。

テアクリンのサプリメント利用

テアクリンを利用した物はプレワークアウトとして有名なC4があります。

オススメの製品

Cellucor, C4、プレワークアウト

C4ではカフェインの中にテアクリンも含んでおり、二つの相乗効果が期待できます。

この商品はカフェインが強めなのでカフェイン耐性が弱い方は注意してください。

最近発売された マイプロテインのプレワークアウトにも入っています。

マイプロテイン MYプレ2.0

最後に単独で使用したい場合はこちらがおすすめです

Primaforce, Teacrine, 50 mg, 120 Capsules

今後さらにテアクリンはプレワークアウトとしてカフェインの代わりとして注目されていくと思います。

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